本土は、だんだん寒くなってきた頃ではないでしょうか?
寒いのが苦手な方にとってみれば、少しでも暖かい地域に避難したいと思う方もいるかもしれません。
寒くなってきたこの時期にお伝えすることで、
沖縄の素敵な風習がもっと伝わればいいなという思いから、このブログを書こうと思います!
沖縄では日本本州とはまた異なった、独自の文化が息づいています。
今回は、そんな沖縄で今でもなお深く生活に根付いている風習文化のサングァーのほっこりエピソードを簡単にはなりますが、
ご紹介します!!
きっと体がぽかぽかしてきますよ!
これまでのブログで、
サングァーとはどういうものなのか、
いつ頃から現在に伝わっているのか、お伝えしてきました。
それを踏まえ、下記ご覧ください。
「母の想い」
これは知人(Sさん)のお話。
Sさんは、沖縄県で生まれてから社会人になるまで生粋の「しまんちゅ」でした。
Sさんは昔から寂しがりやで、いつも誰かと一緒にいないと不安でしょうがない性格だったそうです。
友人関係にも恵まれていたことで、地元で就職して寂しい思いをしない選択か、
地元を離れ独り立ちするのかの選択で、ずっと迷っていたそうです。
Sさんには「沖縄は大好きだけど、東京で生活する」という夢がありました。
そしてついに人間的にも成長する為に、上京することを決意しました。
Sさんが東京へ旅立つ日、家族や友人多くの人が空港まで見送りに来たそうです。
母に渡された見慣れたお弁当包みに包まれたお弁当箱を持って、東京へと旅立ちました。
東京に着いた後、ドタバタしたSさんはすっかり母からもらったお弁当を食べるのを忘れてしまっており、
晩御飯に食べることにし、
時間になり包みを取ると手紙と共に無事に目的地へと辿り着くようにとサングァーが備えられていたそうです。
小さい頃から、母が作るお弁当の上にはサングァーが備えられており、それを懐かしんでいたSさんは大粒の涙を流し、自分の安全をいつまでも願ってくれている母親に感謝したのでした。
現在でも、その時のサングァーを大事にしているそうで、
辛い時や虚無感に苛まれた時には、それを見て元気をもらっているそうです。
如何でしたか?
少しでもほっこりして頂けたら嬉しいです!✨
サングァーには作り手の思いや願いが込められているのだと筆者は思います。
誰かの安全を守る為に、大切な人がいつまでも元気でいてくれるようにという思いを込め、
今、「大切な人」と聞いて思い浮かんだ方へ贈って見ませんか?✨
もちろん、ご自分にも!!
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